氏名

高井 直美

(TAKAI Naomi)
所属 現代人間学部 心理学科 
心理学研究科 
職名 特任教授 
主要学歴
1983年3月京都大学大学院文学研究科(修士課程)心理学専攻修了 
1987年3月京都大学大学院文学研究科(博士課程)心理学専攻単位取得満期退学 
取得学位 文学修士 
研究分野の概要 ①乳児期から幼児期にかけての言語獲得、②幼児期における「心の理論」の発達、③幼児期におけるふり遊びに代表されるような「表象」の発達、④幼児期から青年期の「空想の友達」の形成、⑤就学前後の家庭環境と学力基盤の形成、等を主な研究テーマとしている。 
キーワード 「幼児期」「言語」「表象」「空想の友達」「子どもの家庭環境」 
主要職歴
1987年4月〜1994年3月京都大学文学部研修員 
1994年4月〜1999年3月芦屋大学教育学部専任講師 
1999年4月〜2004年9月京都ノートルダム女子大学人間文化学部助教授 
2003年4月〜2004年9月京都ノートルダム女子大学人間文化研究科助教授(兼任) 
2004年10月〜2005年3月京都ノートルダム女子大学人間文化学部教授 
2004年10月〜2005年3月京都ノートルダム女子大学人間文化研究科教授(兼任) 
2005年4月〜2021年3月京都ノートルダム女子大学大学院心理学研究科教授(兼任) 
2005年4月〜2017年3月京都ノートルダム女子大学心理学部教授 
2017年4月〜2021年3月京都ノートルダム女子大学現代人間学部教授 
2021年4月〜京都ノートルダム女子大学現代人間学部特任教授  
2021年4月〜京都ノートルダム女子大学大学院心理学研究科特任教授(兼任) 
学内活動  
教育・研究活動
1.担当科目学 部:発達心理学概論、心理学概論、こどもと自然、現代社会とこども、心理学統計法I、心理学統計法II、心理学統計法
大学院:発達心理学特論、臨床心理学専門演習I、臨床心理学専門演習II、特別研究 

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2.教育活動
教育実践上の主な業績 年 月 日 概 要
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む)    
1)  アンケート調査  2004年1月  2003年度、初級実験演習の統括を行った際、最終日に学生の授業に対する意見・感想をアンケートで調査し、その演習を担当した教員全員に回覧した。概ね学生には教員の熱意が伝わっていたが、なかには「教員間の指導に違いがあり混乱した」「レポートの添削を早くして欲しい」などの注文もあったため、今後の指導に生かしていくよう担当教員に働きかけた。 
(2)作成した教科書、教材、参考書    
1) 「子どもの発達心理学を学ぶ人のために」(共著)  2004年4月〜7月  「乳幼児心理学」の授業のテキストとして用い、著書で紹介した乳幼児期の最新の研究例を授業でも詳しく解説した。 
2) 「保育心理学」(共著)  2004年4月〜7月 2008年4月〜7月  「乳幼児心理学」の授業で、「保育心理学」に紹介した筆者の行った幼児期の遊びの観察例を紹介し、遊びの発達的変化を具体的に示した。 
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等    
(4)その他教育活動上特記すべき事項    
3.研究活動
著書、学術論文等の名称 単著・共著の別 発行又は発表の年月 発行所、発行雑誌
(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
(1)著書          
新保育ライブラリ 子どもを知る 保育心理学  共著  2009年3月  北大路書房  無藤隆・清水益治(編著)  82〜89頁 
(2)論文          
1)  親の育て方の要因が価値形成の推論に及ぼす影響  単著  2007年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科研究誌プシュケー第6号    15〜25頁 
2)  幼児の描画と知的リアリズムに関する発達的研究  共著  2007年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科研究誌プシュケー第6号  ◎伊藤恵美、高井直美  27〜39頁 
3)  幼児のふり遊びにおける仲間との相互交渉  共著  2009年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科研究誌プシュケー第8号  ◎高井直美、伊藤(阿部)一美、薦田未央  1〜12頁 
4)  幼児期におけることばと他者の心の理解の発達  単著  2011年3月  京都ノートルダム女子大学言語文化研究01号    16〜33頁 
5)  物の取り合い場面における幼児の自己調整機能の発達  共著  2011年9月  発達心理学研究第22号  ◎長成未、高井直美  251〜260頁 
6)  幼児期における心の理論の発達とふり遊びとの関連   単著  2012年3月  京都ノートルダム女子大学研究紀要第42号    79〜89 頁 
7)  幼児期における仲間入り方略の発達   共著  2012年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科研究誌プシュケー第11号  ◎岡田知佳、高井直美  13〜27頁 
8)  大学における親子参加プログラムの課題―「自然と遊ぼう!」の実践を通して―   共著  2013年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科研究紀要プシュケー第12号  ◎高井直美・伊藤(阿部)一美・菅井啓之・藤本陽三・薦田未央  15〜32頁 
9)  幼児の吹き出しにおける心的表象の理解の発達  共著  2014年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科研究紀要プシュケー第13号  ◎安藤実花・高井直美  1〜16頁 
10)  幼児期のふり遊びと心の理論の発達的関連  共著  2015年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科研究紀要プシュケー第14号  ◎高井直美・薦田未央・伊藤(阿部)一美・矢野のり子  13〜27頁 
11)  心の理論とふり遊びおよび言語発達との関連  単著  2017年3月  京都ノートルダム女子大学心理学部・大学院心理学研究科 研究紀要 プュケ ー第16号    25〜35頁 
12)  大学相談機関における子育て支援教室の意義  共著  2021年3月  京都ノートルダム女子大学現代人間学部・心理学研究科 研究紀要 プュケ ー第20号  ◎薦田未央・高井直美  25~40頁 
13)  空想の友達とパーソナリティとの関連  単著  2021年3月  京都ノートルダム女子大学現代人間学部心理学科・心理学研究科 研究紀要 プュケ ー第20号    17~24頁 
12)  空想の友達の発達的意味  単著  2022年3月  京都ノートルダム女子大学研究紀要第52号    31~44頁 
(3)その他          
学会発表(発表論文集)           
1)  幼児期における他者理解と対人関係の発達⑷―4歳〜5歳児における心の理論課題の反応分析―  共著  2007年3月  日本発達心理学会 第18回大会発表論文集  ◎薦田未央、高井直美、伊藤(阿部)一美、矢野のり子  621頁 
2)  幼児期における他者理解と対人関係の発達⑸  共著  2007年3月  日本発達心理学会 第18回大会発表論文集  ◎高井直美、薦田未央、伊藤(阿部)一美、矢野のり子  622頁 
3)  大学における子育て支援教室の実際と課題  共著  2007年7月  日本臨床発達心理士第3回全国大会論文集  ◎高井直美、薦田未央、伊藤(阿部)一美  52-53頁 
4)  幼児期における他者理解と対人関係の発達⑹  共著  2008年3月  日本発達心理学会 第19回大会発表論文集  ◎高井直美、伊藤(阿部)一美、薦田未央、矢野のり子  756頁 
5)  幼児期におけるふり遊びと他者の心の理論および言語発達との関係(1)  単著  2009年3月  日本発達心理学会 第20回大会発表論文集    115頁 
6)  幼児期における他者理解と対人関係の発達(7)  共著  2009年3月  日本発達心理学会 第20回大会発表論文集  ◎伊藤(阿部)一美、高井直美、薦田未央、矢野のり子  128頁 
7)  幼児期における他者理解と対人関係の発達(8)  共著  2009年3月  日本発達心理学会 第20回大会発表論文集  ◎薦田未央、高井直美、伊藤(阿部)一美、矢野のり子  129頁 
8)  心の理論の発達とふりの生成および言語発達との関連  単著  2011年3月  日本発達心理学会 第22回大会発表論文集    280頁 
9)  心の理論の発達とふりの生成および言語発達との関連(2)  単著  2012年3月  日本発達心理学会 第23回大会発表論文集    317頁 
10)  幼児期における空想の存在の形成過程  単著  2013年3月  日本発達心理学会第24回大会発表論文集    251頁 
11)  幼児期における心の理論と「ふり」および言語発達との関連  単著  2013年9月  日本心理学会第77回大会発表論文集    2PM-075 
12)  子育て支援教室における親支援 −グループワークの質的分析から検討する親支援の方法−  共著  2014年9月  日本臨床発達心理士会第10回全国大会論文集  ◎薦田未央、高井直美  61頁 
13)  児童期の学習を支える基本的概念の発達(1) 就学直後の見取り調査と学年末学力テストとの関連  共著  2018年3月  日本発達心理学会 第29回大会発表論文集  ◎伊藤一美, 薦田未央, 高井直美, 塘利枝子  P1-3 
14)  児童期の学習を支える基本的概念の発達(2) 就学直後の見取り調査と学年末学力テストとの関連  共著  2018年3月  日本発達心理学会 第29回大会発表論文集  ◎薦田未央, 伊藤一美, 高井直美, 塘利枝子  P1-4 
15)  「空想の友達」の生成と青年期の心理特性との関連   単著  2018年3月  日本発達心理学会 第29回大会    P7-1 
4.学会等および社会における主な活動
(1)学会活動
所属学会:  日本発達心理学会、日本心理学会、日本教育心理学会、関西心理学会、日本保育学会 
2005年4月〜現在に至る  日本発達心理学会 関西地区懇話会役員 
2011年4月〜2015年3月  日本臨床発達心理士会 京滋奈支部副支部長 
2008年4月〜2011年3月  日本臨床発達心理士会 関西支部役員 
2011年4月〜2015年3月  日本臨床発達心理士会 京滋奈支部副支部長 
2015年4月〜2019年3月  日本臨床発達心理士会 京都支部 支部長 
2020年4月~現在に至る  日本臨床発達心理士会 京都支部役員(研修会担当) 
(2)公的機関の役職等
2007年4月~現在に至る  長岡京市障害児保育指導会議 委員 
(3)非営利組織等における活動
(4)講演講師等
2012年11月  NPO法人保育・子育てアドバイザー協会関西 講師 
2013年11月  NPO法人保育・子育てアドバイザー協会関西 講師 
2014年5月  臨床発達心理士資格認定委員会主催 指定科目資格講習会「言語発達と環境」講師 
2014年8月  臨床発達心理士資格認定委員会主催 指定科目資格講習会「言語発達と環境」講師 
2014年11月  NPO法人保育・子育てアドバイザー協会関西 講師 
2015年8月  臨床発達心理士資格認定委員会主催 指定科目資格講習会「言語発達と環境」講師 
(5)その他

学部・学科選択