氏名

向山 泰代

(MUKOYAMA Yasuyo)
 
所属 現代人間学部 心理学科 
心理学研究科 
職名 特任教授 
主要学歴
1985年3月ノートルダム女子大学文学部生活文化学科卒業 
1987年3月甲南女子大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期課程修了 
1991年3月甲南女子大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学 
取得学位 博士(人間科学) 
研究分野の概要 教育心理学,臨床心理学 
キーワード 自己認知, 社会的認知, パーソナリティ, 心理アセスメント 
主要職歴
1991年4月〜1999年3月甲南女子大学大学院研修員 
1999年4月京都ノートルダム女子大学文学部専任講師 
2002年4月京都ノートルダム女子大学人間文化学部助教授 
2003年4月京都ノートルダム女子大学大学院人間文化研究科助教授(兼任) 
2004年4月〜2005年3月米国カリフォルニア州立大学ノースリッジ校 教育心理学とカウンセリング学科学術交流訪問者 
2008年4月京都ノートルダム女子大学心理学部教授 
2017年4月〜2024年3月京都ノートルダム女子大学現代人間学部教授 
2008年4月〜2024年3月京都ノートルダム女子大学大学院心理学研究科教授(兼任) 
2016年4月~2021年3月京都ノートルダム女子大学 心理臨床センター長 
2021年4月~2023年3月京都ノートルダム女子大学心理学部長 
2021年4月~2024年3月京都ノートルダム女子大学大学院心理学研究科長 
2024年4月~京都ノートルダム女子大学現代人間学部特任教授 
2024年4月~京都ノートルダム女子大学大学院心理学研究科特任教授(兼任) 
資格・免許
1985年3月 図書館司書資格 
1998年10月学校心理士資格 
1996年4月臨床心理士資格 
2013年2月認定心理士(心理調査)資格 
2013年3月認定心理士資格 
2019年10月公認心理師資格 
学内活動  
教育・研究活動
1.担当科目学 部:感情・人格心理学、心理学研究法
大学院:臨床心理学専門演習I・II・III・IV、特別研究、臨床心理基礎実習II、臨床心理査定演習I(心理的アセスメントに関する理論と実践)、臨床心理実習II、心理学特殊研究D(心理アセスメント)、心理学特殊演習Ⅰ・Ⅱ、後期特別研究 

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2.教育活動
教育実践上の主な業績 年 月 日 概 要
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む)    
1.教育内容の工夫    毎回の講義時間中に前回講義の復習時間を設けて要点を解説する、講義に関連して配布する補助資料に視覚的素材を盛り込む、など。 
2.教育方法の工夫    講義における心理検査等の体験実習、実験室や機器の紹介、VTR等の視聴覚教材の活用、実習や演習の授業でのTAの活用など。 
3.学生による授業評価の活用    FD自己評価活動の一環として実施された学生の授業評価アンケートから、講義内容の理解と講義への興味との関連が示唆されたことから、特に期間前半において学生の興味を高めるような日常的なトピックを盛り込むなど、講義内容への動機づけを高め維持する工夫を行っている。また、学期のはじめに個別の授業ごとのアンケートを実施し、学生の要望等を聞いて講義に反映するよう工夫している。 
(2)作成した教科書、教材、参考書    
1) 自作プリント教材の作成    講義を要約・解説した自作プリントをテキストの補助資料として使用し、これに講義や関連文献から得た事柄を記入させて、各学生が独自の学習ノートを作成していくよう指導した。プリント教材は図表中心にし、講義と自主学習により補完されるように工夫している。 
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等    
     
1)  高等学校における心理学の出張講義  2010年10月~現在に至る  京都府下および他府県の高等学校の生徒を対象にした心理学についての講義。 
(4)その他教育活動上特記すべき事項    
1)  京都ノートルダム女子大学心理臨床センター専任相談員  2003年4月〜現在   
2)  京都ノートルダム女子大学学生相談室相談員  2005年9月〜2007年9月   
4)  京都ノートルダム女子大学FD自己評価の一環として履歴、現在の研究課題、業績等を自己点検・自己評価報告書(冊子)として学内外に公表した。  2007年3月   
3.研究活動
著書、学術論文等の名称 単著・共著の別 発行又は発表の年月 発行所、発行雑誌
(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
(1)著書          
1)  キャリアカウンセラー養成講座テキスト2、『カウンセリングの理論/メンタルヘルス』特性因子論  共著  2006年3月  日本マンパワー  上地雄一郎、松本剛、向山泰代、上地玲子、銅直優子  36〜43頁 
2)  自叙写真法による自己認知の測定に関する研究  単著  2010年3月  ナカニシヤ出版     
3)  『心理学の視点』第6章 パーソナリティ心理学  共著  2015年12月  サイエンス社  村井潤一郎、榊原彩子、高辻千恵、鈴木雅之、山崎幸子、向山泰代、堀口裕美、長野祐一郎  134〜160頁 
4)  『Big Fiveパーソナリティ・ハンドブック』第7章-6 擬態語性格尺度とBig Five  共著  2023年6月  福村出版  小松孝至、酒井恵子、西岡美和、向山泰代   152〜154頁 
(2)論文          
1)  擬態語による性格認知の構造と特徴(査読付)  共著  2006年10月  心理学研究、77巻4号  西岡美和、小松孝至、向山泰代、酒井恵子  325〜332頁 
2)  自叙写真の被写体と重要度評定との関係  単著  2009年3月  京都ノートルダム女子大学研究紀要第39号    49〜60頁 
3)  自他の性格評定に使用可能な擬態語性格尺度の構成(査読付)  共著  2012年6月  心理学研究、83巻2号  小松孝至、酒井恵子、西岡美和、向山泰代  82〜90頁 
4)  擬態語性格尺度短縮版の作成(査読付)  共著  2015年7月  パーソナリティ研究、24巻2号  酒井恵子、西岡美和、向山泰代、小松孝至  163〜166頁 
5)  擬態語による性格認知と友人関係におけるリーダー/フォロワー役割(査読付)  共著  2016年2月  心理学研究、86巻6号  小松孝至、向山泰代、西岡美和、酒井恵子  589〜595頁 
6)  Big Fiveとの関連から見た「いい子」の特徴と親からの期待  共著  2019年3月  京都ノートルダム女子大学 現代人間学部心理学科・心理学研究科紀要「プシュケー」第18号  江藤有理、向山泰代  37~49頁 
7)  感情制御の個人差に関する研究 ー自己複雑性からみた行動志向者と状態志向者の特徴ー  共著  2021年3月  京都ノートルダム女子大学 現代人間学部心理学科・心理学研究科紀要「プシュケー」第20号  東山紗千、向山泰代  1~16頁 
8)  能動的注意制御と脱中心化が対人不安に及ぼす影響  共著  2022年3月  京都ノートルダム女子大学 現代人間学部心理学科・心理学研究科紀要「プシュケー」第21号  小見山 緑、向山泰代  1~13頁 
(3)その他          
1)  擬態語による性格評定と性格特性との関連  共同  2011年9月  日本心理学会第75回大会発表論文集  向山泰代、西岡美和、小松孝至、酒井恵子  69頁 
2)  擬態語性格尺度短縮版の作成(1)−項目選択と尺度構成−  共同  2012年11月  日本心理学会第76回大会発表論文集  小松孝至、向山泰代、酒井恵子、西岡美和  468頁 
3)  擬態語性格尺度短縮版の作成(2)−性差と評定対象(自己-他者)による差−  共同  2012年11月  日本心理学会第76回大会発表論文集  酒井恵子、西岡美和、向山泰代、小松孝至  469頁 
4)  擬態語性格尺度短縮版の作成(3)−5因子性格検査(FFPQ)との相関−  共同  2012年11月  日本心理学会第76回大会発表論文集  向山泰代、小松孝至、西岡美和、酒井恵子  470頁 
5)  親密な友人関係における性格の認知(1)−擬態語性格尺度を用いた自己・他者評定の平均と相関  共同  2013年8月  日本教育心理学会第55回総会発表論文集  小松孝至、酒井恵子、向山泰代、西岡美和  287頁 
6)  親密な友人関係における性格の認知(2)−友人間におけるリーダー・フォロワー認知と擬態語性格尺度による自他評定の関係−  共同  2013年9月  日本心理学会第77会大会発表論文集  小松孝至、向山泰代、西岡美和、酒井恵子  28頁 
7)  親密な友人関係における性格の認知(3)―擬態語による性格認知と友人関係上 のリーダ/フォロワ認知についての事例的検討−  共同  2014年9月  日本心理学会第78会大会発表論文集  向山泰代、酒井恵子、西岡美和、小松孝至  51頁 
8)  親密な友人関係における性格の認知(4)ー3種の評定の差からみる友人間の類似性―  共同  2014年11月  日本教育心理学会第56回総会発表論文集  西岡美和、小松孝至、酒井恵子、向山泰代  491頁 
9)  擬態語性格尺度と価値志向性尺度との関連  共同  2015年9月  日本心理学会第79回大会発表論文集  酒井恵子、向山泰代、西岡美和、小松孝至  63頁 
10)  Japanese way of representing mildness of personality: Focusing on Gitaigo, mimetic words in the Japanese language.  共同  2016年7月  Presentation at the 31st International Congress of Psychology  Komatsu, K., Sakai, K., Mukoyama, Y., & Nishioka, M.   
11)  Gitaigo as a means of determining the characteristics of Japanese personality cognition.   共同  2016年8月  Presentation at 2016 American Psychological Association Annual Convention  Mukoyama, Y., Nishioka, M., Komatsu, K., & Sakai, K.   
12)  Characteristics of auto-photography of Japanese young women based on content analysis.  単独  2017年1月  Presentation at Society for Personality and Social Psychology Annual Convention, Self & Identity Preconference  Mukoyama, Y.   
13)  「擬態語性格尺度」は何を測っているか(2) ー「緩やかさ」尺度に関する事例的検討ー  共同  2017年9月  日本心理学会第81回大会発表論文集  向山泰代、小松孝至、酒井恵子、西岡美和  49頁 
14)  「擬態語性格尺度」は何を測っているか(1) ー「淡白さ」尺度に関する事例的検討ー  共同  2017年9月  日本心理学会第81回大会発表論文集  小松孝至、向山泰代、西岡美和、酒井恵子  48頁 
15)  「擬態語性格尺度」は何を測っているか(3) ー「軽薄さ」尺度に関する事例的検討ー  共同  2018年9月  日本心理学会第82回大会発表論文集  西岡美和、小松孝至、向山泰代、酒井恵子  28頁 
16)  擬態語で測定される性格特性を例示するエピソード構成の試み ー「緩やかさ」「淡白さ」「軽薄さ」に焦点をあててー  共同  2019年9月  日本心理学会第83回大会発表論文集  小松孝至、西岡美和、向山泰代、酒井恵子  38頁 
17)  擬態語による性格認知とエゴグラムとの関連 ー擬態語性格尺度と新版TEGⅡの自己評定結果の分析ー  共同  2019年9月  日本教育心理学会第61回総会発表論文集  向山泰代、西岡美和、小松孝至、酒井恵子  321頁 
18)  「擬態語性格尺度」は何を測っているか(4) ー「几帳面さ」尺度に関する事例的検討ー  共同  2021年  日本心理学会第85回大会発表論文集  西岡美和、小松孝至、向山泰代、酒井恵子   
19)  性格の「緩やかさ」に対する感情反応(1) ー「緩やかさ」エピソードの対する反応の分析ー  共同  2022年9月  日本心理学会第86回大会発表論文集  向山泰代、酒井恵子、西岡美和、小松孝至   
20)  性格の「緩やかさ」に対する感情反応(2) ー「緩やかさ」評定の個人差と反応の関連ー  共同  2022年9月  日本心理学会第86回大会発表論文集  小松孝至、西岡美和、酒井恵子、向山泰代   
21)  擬態語性格尺度の自己評定における青年期以降の発達的変化 ー擬態語性格尺度によるパーソナリティ研究の展開(1)ー  共同  2023年9月  日本心理学会第87回大会発表論文集  西岡美和、酒井恵子、小松孝至、向山泰代   
22)  擬態語性格尺度による著名人の性格評定 ー擬態語性格尺度によるパーソナリティ研究の展開(2)ー  共同  2023年9月  日本心理学会第87回大会発表論文集  酒井恵子、西岡美和、向山泰代、小松孝至   
4.学会等および社会における主な活動
(1)学会活動
1988年4月〜現在に至る  日本教育心理学会会員 
1989年1月〜現在に至る  日本心理学会会員 
1999年9月〜現在に至る  日本心理臨床学会会員 
2001年4月〜現在に至る  日本パーソナリティ心理学会員 
2015年12月〜現在に至る  American Psychological Association会員 
(2)公的機関の役職等
(3)非営利組織等における活動
2002年11月〜現在に至る  NPO法人日本キャリア開発協会(JCDA)キャリア・コンサルタント資格関連事業協力 
(4)講演講師等
2009年3月  「人と時代と写真と ー人を如何に表現し記述するかー」 日本パーソナリティ心理学会経常交流委員会企画シンポジウム 
2009年11月  「性格表現からみた日本文化」 京都ノートルダム女子大学心理学部主催 平成21年度公開講座 
2010年9月  「擬態語で何が伝わるか ーことばになりにくいことをあらわすことばー」 日本心理学会ワークショップ 
2010年2月  「自叙写真による自己認知の測定に関する研究」 第11回京都ノートルダム女子大学研究プロジェクト報告会 
2012年2月  「対人認知場面における擬態語性格表現の特徴と機能」 2012年第1回京都ノートルダム女子大学研究プロジェクト報告会 
(5)その他

学部・学科選択