氏名 | 萩原 暢子 (HAGIWARA Nobuko) |
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所属 | 現代人間学部 こども教育学科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職名 | 特任教授 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主要学歴 |
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取得学位 | 1988年 医学博士(大阪医科大学乙第456号) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
研究分野の概要 | 「骨粗鬆症予防のための若年期からの自主的な健康管理」を研究テーマとしている。 骨の発育は若年期で盛んになり、骨量も増加するが、やがて18歳〜20歳頃にピークに達する。その後一定の期間を経て、女性の場合は更年期を境に骨量が急激に低下し、中には骨が脆くなる「骨粗鬆症」を発症する。骨粗鬆症を予防するためには、若年期からの生活習慣を正しくし、特にバランスが取れた食生活や、カルシウム、ビタミンDの十分な摂取、適度な運動、生活環境を整えることが大切である。 |
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キーワード | 「骨粗鬆症」「若年期」「骨量」「女性」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主要職歴 |
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学内活動 | 1.役職:なし 2.所属委員会:研究倫理審査委員会 3.その他の役職:学生相談員(保健室)、小児医療ボランティアサークル顧問 |
教育・研究活動 | |
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1.担当科目 | 学 部:こどもの保健、こどもの保健演習、保育実習指導Ⅰ-1、保育実習指導Ⅰ-2、保育実習指導Ⅱ、保育実習I-1、保育実習I-2、保育実習II、こども教育概論、こども教育基礎演習、こども教育フィールド研修、病弱者の心理・生理・病理、身近な医学、病児の発達と支援、保育学、保育・教職実践演習、卒業論文 |
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2.教育活動 | |||
教育実践上の主な業績 | 年 月 日 | 概 要 | |
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む) | |||
1) | オリジナルプリントの作成、授業開始時に毎回スモールテストをして、前回の講義内容を理解させる。毎回授業終了時に質問などを書かせ、次回に解答をする。 | 2003年4月〜現在も継続 | パワーポイントを導入し、ハンドアウトを配布することで、授業の内容理解と復習のサポートをする。 |
2) | 出来るだけ学生と双方向の講義を心がける。そのために、演習形式、授業中に随時質問したり、変化をもたせ理解を助ける。 | 2008年9月〜現在も継続 | OHPやビデオを駆使して、視覚や聴覚からもイメージを伝える。 |
3) | 話すスピードが早くなることがあるという指摘に対し、できるだけゆっくり話すように心がけるなど、学習効果を挙げるための工夫に役立てる。 | ||
4) | 病弱者の心理・生理・病理などの内容レベルの高度な授業への工夫 | 2017年4月〜現在も継続 | 自宅での予習復習を促すために、宿題の課題を毎回与えるようにしている。 |
(2)作成した教科書、教材、参考書 | |||
講義用オリジナルプリント | 2018年4月~ | 「こどもの保健」、「こどもの保健演習」では、テキストの理解を深めるためにパワーポイントを作成し、そのハンドアウトとテキストに沿って講義する。 「病弱者の心理・生理・病理」では、病気の理解を促進するために、テキストを分かりやすく解説するようなパワーポイントを作成し、図とともに示すようにしている。 「身近な医学」では、病気の理解を深めるために複数のテキストよりオリジナルのパワーポイントを作成し、ハンドアウトを用いて授業をしている。 | |
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等 | |||
(4)その他教育活動上特記すべき事項 | |||
2003年4月〜現在も継続 | 全席指定席として出席をきちんととり、出席点として評価する。 グループワークによるレポートやディベートを授業に取り入れ、意見発表のトレーニングと共に、問題に対する自己認識を高める。 |
3.研究活動 | ||||||
著書、学術論文等の名称 | 単著・共著の別 | 発行又は発表の年月 | 発行所、発行雑誌 (及び巻・号数)等の名称 |
編者・著者名 (共著の場合のみ記入) |
該当頁数 | |
(1)著書 | ||||||
1) | 『生活へのまなざし』 | 共著 | 2004年4月 | ナカニシヤ出版 | 京都ノートルダム女子大学人間文化学部生活福祉文化学科編(共著者:中村久美、竹原広実、村上かおり、鳥居本幸代、木原和子、米田泰子、加藤佐千子、竹内和利、中川慶子、北村映子、山本智也、桐野由美子、野村武夫) | 155〜167頁 |
2) | 『健康の科学シリーズ13 若年者の生活、食・栄養と健康』 | 共著 | 2004年4月 | 日本学会事務センター | 共著者:松村康弘,渡辺孝男,木村美恵子,新保慎一郎,金城芳秀,八木典子,森田明美,小林敏生 他9名 | 87~99頁 |
3) | 『生活へのまなざしPartⅡ』 | 共著 | 2008年3月 | ナカニシヤ出版 | 京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部編(共著者:中村久美、竹原広実、村上かおり、鳥居本幸代、米田泰子、加藤佐千子、西尾孝司、村田久行、佐藤 純、山本智也、桐野由美子、鵜飼真理子、石井浩子、畠山 寛、酒井久美子、野村武夫) | 155〜167頁 |
4) | 『健康福祉シリーズ③ 実習指導概説 保育・教育・施設実習』 | 共著 | 2012年5月 | ふくろう出版 | 前橋 明、石井浩子(編) | 114〜122頁 |
5) | 生活福祉文化資源の探究 第1章主体的な健康管理とアンチエイジングへの生活態度 | 共著 | 2013年3月 | ナカニシヤ出版 | 京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部編(共著者:中村久美、竹原広実、鳥居本幸代、山本智也、米田泰子、加藤佐千子、佐藤純、桐野由美子、石井浩子、畠山寛、山本智也、酒井久美子、牛田好美、三好明夫、矢島雅子) | 9〜23頁 |
6) | 『健康福祉シリーズ④ 新・実習指導概説 保育・教育・施設実習』 | 共著 | 2019年7月 | ふくろう出版 | 前橋 明、石井浩子(編) | 120~130頁 |
7) | 『こども教育ハンドブック』 | 共著 | 2020年3月 | (株)田中プリント | 京都ノートルダム女子大学現代人間学部こども教育学科(編) | 48~54頁 |
(2)論文 | ||||||
1) | 都市近郊妊婦の妊娠前後の食生活とサプリメントの利用、喫煙の比較 | 共著 | 2010年12月 | 京都府立医科大学医学部看護学科研究紀要20 | 澤田美耶,田中優里佳,重村智栄子,原田清美,小林ゆき子,栗林喜代子,大矢みゆき,松本雅美,横田昇平,浅野弘明,萩原暢子,北川郁美,東あかね | 69〜75頁 |
2) | 日本人の食事摂取基準による妊婦の貧血と鉄摂取の評価 | 共著 | 2011年12月 | 京都府立医科大学医学部看護学科研究紀要21 | 澤田美耶,原田清美,田中優里佳,小林ゆき子,重村智栄子,田村秀子, 田村尚也, 松本雅美,浅野弘明,萩原暢子,北川郁美,池田順子, 木戸康博, 東あかね | 29〜36頁 |
3) | 育児支援に活かすタッチケアの効果 | 共著 | 2012年12月 | 保育と保健第18巻第2号 | 石黒香里、萩原暢子 | 53〜56頁 |
4) | 当クリニックで一次検診を受けた乳がん例からみたマンモグラフィ・超音波併用検診の人間ドックにおける意義と有用性 | 共著 | 2013年12月 | 人間ドック第28巻第4号 | 後山尚久、下橋ひとみ、田中恵美子、中垣美樹、八田悦子、別府千尋、中嶋一恵、中辻美和子、福田富美、尾上都子、萩原暢子 | 666〜672 |
5) | Parallels of Kampo medicine with psychosomatic medicine-Therapy compendium of mibyou and salutogenesis | 共著 | 2014年5月 | 女性健康科学会誌第3巻第1号 | Tahisa Ushiroyama, Hiroko Shirafuji, Nobuko Hagiwra, Shouko Fujiwara | 17〜21頁 |
6) | Maternal Body Mass Index Correlates with the Neonatal Physique of Male Infants | 共著 | 2015年9月 | TOHOKU JOURNAL OF EXPERIMENTAL MEDICINE Vol.237(1) | Sayuri Fukuda, Yurika Tanaka, Kiyomi Harada, Ayako Saruwatari, Kaori Kitaoka, Kiyoko Odani, Wataru Aoi, Sayori Wada, Tatsuya Oguni, Hiroaki Asano, Nobuko Hagiwara and Akane Higashi | 69-75 |
7) | 乳がん検診における医師による乳房視触診の臨床的意義 | 共著 | 2015年12月 | 人間ドック第30巻第4号 | 後山尚久、萩原暢子、内藤美希、白藤寛子、武冨淳美、草野五月、藤原祥子 | 728〜734頁 |
8) | 婦人科子宮頸がん検診における経腟超音波検査の精度管理への寄与について | 共著 | 2017年2月 | 女性健康科学研究会誌 | 後山尚久、萩原暢子、藤原祥子 | 14-18 |
9) | こどもの感染症とその予防 | 単著 | 2017年3月 | こども教育研究第2号 | 69-78 | |
10) | High Maternal Age and Low Pre-Pregnancy Body Mass Index Correlates with Lower Birth Weight of Male Infants | 共著 | 2017年9月 | TOHOKU JOURNAL OF EXPERIMENTAL MEDICINE Vol.241(2) | Sayuri Fukuda, Yurika Tanaka, Kiyomi Harada, Ayako Saruwatari, Kaori Kitaoka, Kiyoko Odani, Wataru Aoi, Sayori Wada, Yukari Nishi, Tatsuya Oguni, Hiroaki Asano, Nobuko Hagiwara and Akane Higashi | 117-123 |
11) | 子宮がん検診の際の婦人科疾患スクリーニングにおける経腟超音波検査に対する受診者意識 | 共著 | 2017年12月 | 人間ドック第31巻第5号 | 後山尚久、萩原暢子、内藤美希、黒田美里、藤原祥子 | 730〜732頁 |
12) | Male infants born to older pregnant women are affected by maternal physique at the beginning of the pregnancy through birth until 18 months of age | 共著 | 2019年2月 | Journal of Nutritional Science and Vitaminology 65(2) | Sayuri Fukuda, Yurika Tanaka, Kiyomi Harada, Ayako Saruwatari, Kaori Kitaoka, Kiyoko Odani, Wataru Aoi, Sayori Wada, Tatsuya Oguni, Hiroaki Asano, Nobuko Hagiwara and Akane Higashi. | 123-131 |
(3)その他 | ||||||
学会発表(国際) | ||||||
1) | The prevalence of iron deficiency anemia and a comparison of the intake of iron among pregnant women with the dietary reference intakes for Japanese. | 共同 | 2011年8月 | Journal of Epidemiology &Community Health.Vol.65 19th IEA World Congress of Epidemiology, August 2011 | Miya Sawada, Yukiko Kobayashi, Yurika Tanaka, Chieko Shigemura, Kiyomi Harada, Hideko Tamura, Hisaya Tamura, Masami Matsumoto, Hiroaki Asano, Nobuko Hagiwara, Ikumi Kitagawa, Junko Ikeda, Yasuhiro Kido, Akane Higashi. | Suppl. 1A395 |
学会発表(国内) | 共同 | |||||
1) | 女子中学生のニュージーランド長期滞在が骨および身体状況に及ぼす影響について | 共同 | 2009年5月 | 第63回日本栄養・食糧学会大会(於長崎) | 萩原暢子, 谷本芳美, 河野公一 | 105頁 |
2) | ニュージーランドの高校生のライフスタイルについて−骨粗鬆症予防の視点から− | 単独 | 2009年10月 | 日本栄養・食糧学会第47回近畿支部大会およびマスターズレクチャー(於奈良女子大学) | 萩原暢子 | |
3) | 若年期でのニュージーランド長期滞在が骨および身体状況に及ぼす影響 | 共同 | 2010年5月 | 第80回日本衛生学会総会(於仙台) | 萩原暢子、谷本芳美、河野公一 | 398頁 |
4) | ストレスをかかえて外来受信した女性のライフステージ別にみた症状と治療の検討−アンチエイジングにむけた検討− | 共同 | 2011年5月 | 第11回日本抗加齢医学会総会 | 小石清子、萩原暢子 | 254頁 |
5) | ストレスをかかえた更年期女性の疲労倦怠感とその社会背景についての検討 | 共同 | 2011年10月 | 日本女性医学学会雑誌 第26回学術集会プログラム・要旨集 | 小石清子,萩原暢子 | 133頁 |
6) | タッチケアの効果的要因−育児態度に関するアンケート調査をもとに− | 共同 | 2011年11月 | 第17回日本保育園保健学会 | 石黒香里, 萩原暢子 | 91頁 |
7) | 当施設における任意型および対策型検診における乳がん診断の動向と受検者の検診意識の関連性 | 共同 | 2012年9月 | 第53回日本人間ドック学会学術大会 | 後山尚久,下橋ひとみ,大川賀子,中嶋一恵,田中恵美子,佐山紀美,萩原暢子,佐久間航,向坂直哉,堤英雄,藤原祥子 | |
8) | 当施設における対策型子宮がん検診受検者と子宮頸がん予防ワクチン任意接種者の検診行動と意識の比較検討 | 共同 | 2013年8月 | 第54回日本人間ドック学会学術大会(於浜松) | 後山尚久、萩原暢子、宮脇義隆、中野美和子、小林喜美子、石原多恵、福永知子、榎村華栄、堤英雄、藤原祥子 | |
9) | 乳がん検診における医師による乳房視触診の臨床的意義 | 共同 | 2014年9月 | 第55回日本人間ドック学会学術大会(於福岡) | 後山尚久、萩原暢子、井川佳世恵、三上佳子、内藤美樹、中川祥子、新城祥子、武富淳美、福永知子、藤原祥子 | 71頁 |
2) | 任意型子宮がん検診における経腟超音波検査での子宮内膜スクリーニングの臨床的意義 | 共同 | 2017年8月 | 第58回日本人間ドック学会学術大会(於さいたま市) | 後山尚久、中野美知子、内藤美希、萩原暢子、福田 彰、藤原祥子 |
4.学会等および社会における主な活動 | |
(1)学会活動 | |
1979年11月〜現在に至る | 日本産婦人科学会 |
1984年4月〜現在に至る | 日本生理学会(評議員) |
1993年7月〜現在に至る | 日本栄養・食糧学会(支部役員) |
1995年5月〜2017年3月 | 日本体力医学会 |
1996年1月〜現在に至る | 日本衛生学会(評議員) |
2000年4月〜現在に至る | 日本骨粗鬆症学会 |
2002年7月〜現在に至る | 日本公衆衛生学会 |
2003年8月〜2018年3月 | 日本家政学会 |
2006年3月〜現在に至る | 起立性調節障害(OD)親の会 顧問 |
2011年5月〜2021年3月 | 日本抗加齢医学会 |
2011年7月〜現在に至る | 日本保育園保健協議会 |
2011年10月〜2020年3月 | 日本女性医学学会 |
(2)公的機関の役職等 | |
2015年4月〜2016年3月 | 京都府立医科大学客員教授 |
2015年4月〜 | 家事調停員 |
(3)非営利組織等における活動 | |
2010年9月〜2017年6月 | 京都西山ロータリークラブ会員 |
2017年7月〜現在に至る | 京都イブニングロータリークラブ会員 |
(4)講演講師等 | |
2009年2月 | 京都ノートルダム女子大学研究プロジェクト報告会 「ニュージーランドの高校生のライフスタイルについて」 |
2009年3月 | 第12回健康管理士健康学習セミナー「家庭の食卓における母親の役割」 |
2010年9月 | 京都西山ロータリークラブ第1521回例会「ニュージーランドの高校生のライフスタイルについて−日本の高校生との比較−」 |
2011年5月 | 国際ゾンタ26地区エリア3ミーティング「若い女性の性と性感染症の実態−子宮頸がんの完全予防をめざして−」 |
2011年5月 | 京都ノートルダム女子大学定例職員集会「あなたは大丈夫?脱メタボリックシンドローム!」 |
2013年2月 | 京都ノートルダム女子大学研究プロジェクト報告会 「地域活動に参画する高齢者の生活態度・意識と健康に関する研究」 |
2014年1月 | 京都ノートルダム女子大学定例職員集会「家庭の医学…本当は怖い頭痛の話」 |
2017年6月 | 第30回大阪医科大学女医会各科医療勉強会「若者の性感染症の現状について」 |
2018年9月 | 京都イブニングロータリークラブ40周年記念事業「子どもを不慮の事故から守る」 |
(5)その他 | |
2014年4月〜2015年3月 | 大学評価分科会第19群委員(公益財団法人大学基準協会) |
2021年1月 | 衛生学エキスパート認定 |