氏名

中里 郁子

(NAKAZATO Ikuko)
 
所属 国際言語文化学部 
人間文化研究科 人間文化専攻 
職名 准教授 
主要学歴
1983年4月〜1987年3月同志社大学文学部英文学科卒業 (文学士)  
1993年4月〜1996年3月上智大学神学部神学科卒業 学士(神学) 
2002年9月〜2004年6月Pontifical University of Saint Thomas Aquinas (Angelicum) (在イタリア)ローマ教皇庁立聖トマス・アクィナス(アンジェリクム)大学神学部卒業 (神学士 Baccalaureate of Sacred Theology)  
2004年9月〜2007年2月Pontifical University of Saint Thomas Aquinas (Angelicum) (在イタリア) ローマ教皇庁立聖トマス・アクィナス(アンジェリクム)大学大学院神学研究科聖書神学専攻修士課程修了 (神学修士号 Licentiate of Sacred Theology) 
2007年2月〜2011年5月Pontifical University of Saint Thomas Aquinas (Angelicum) (在イタリア)ローマ教皇庁立聖トマス・アクィナス(アンジェリクム)大学大学院神学研究科聖書神学専攻博士課程修了 (神学博士号Doctorate of Sacred Theology) 
2004年7月フランス政府給費留学生としてUniversité Catholique de Lyon(在フランス)リヨン・カトリック大学において研修 
取得学位 神学博士(Doctorate of Sacred Theology) 
研究分野の概要 (1)新約聖書
(2)キリスト教霊性 
キーワード 「宗教学」、「神学」 
主要職歴
1996年4月〜1997年3月聖ドミニコ学院高等学校 英語科及び宗教科 教諭 
1997年4月〜2002年3月聖ドミニコ学園中学高等学校 英語科 教諭 
2011年4月〜現在に至る京都ノートルダム女子大学カトリック教育センター講師 
2013年4月〜現在に至る京都ノートルダム女子大学人間文化学部人間文化学科講師(カトリック教育センター兼任) 
2016年9月〜現在に至る京都ノートルダム女子大学徳と知センター員兼任 
2018年4月〜現在に至る京都ノートルダム女子大学人間文化学部人間文化学科准教授(カトリック教育センター兼任) 
学内活動 学生委員会委員、 学生相談室委員、 NDクリスマス委員会委員、 ND総合教育委員会委員、 キャンパス・ミニスター、 カトリック教育センター所員、 ND教育センター員(兼任)、 キリスト教サークル・エンジェルの会指導、 聖書を素朴に読む会コメンテーター 
教育・研究活動
1.担当科目学 部:キリスト教入門A・B・C・D(共通教育科目)、聖書と文化(共通教育科目)、 基礎演習I、発展演習II、専門演習I、専門演習II、 キリスト教とラテン語I・II、卒業研究
大学院:聖書学特論、聖書学演習 

以下の表は左右にスクロールできます

2.教育活動
教育実践上の主な業績 年 月 日 概 要
(1)教育内容・方法の工夫(授業評価を含む)    
  (1)教育内容の工夫  2011年4月〜  「人間と宗教」「キリスト教入門」では、キリスト教の基本的な思想を聖書を通して理解することを目標としています。キリスト教における聖書の位置付け、聖書の成立と構成、救済史と契約の関係を概観した上で、イエス・キリストの教えと業などを聖書の講読を通して学ぶことによって、学生がキリスト教の輪郭を理解できるように心がけています。さらに、キリスト教精神を生きた人物を紹介することによって、現代社会へのキリスト教の福音のメッセージを考察できるよう工夫してします。 「聖書と文化」では、新約聖書の福音書に描かれるイエスを一世紀のパレスチナで生きた一人の人間として眺め、イエスが信仰の対象となるに至る過程をたどることができるように、福音書の内容と当時の文化背景への理解を同時に深めることができるように工夫しています。 「発展演習」では、『ヨハネ福音書』を読み、聖書本文と教会の秘跡との関係を考察することを目的として、聖書研究の方法を実践的に学びながら、聖書をより多角的な視野から釈義できるように工夫しています。 
  (2)教育方法の工夫  2011年4月〜  授業ではパワーポイントを使用して、聖書の写本や、聖書を題材とした芸術作品を紹介し、視覚教材によって聖書の内容を理解しやすいように工夫しています。 
     
(2)作成した教科書、教材、参考書    
(3)教育方法、教育実践に関する発表、講演等    
(4)その他教育活動上特記すべき事項    
3.研究活動
著書、学術論文等の名称 単著・共著の別 発行又は発表の年月 発行所、発行雑誌
(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
(1)著書          
The Spirit in Paul's Apology: Exegetico-Theological study of 2 Corinthians, Pars Dissertationis Ad Lauream In Facultate S. Theologiae   単著  2011年5月  Rome: Pontifical University of St. Thomas Aquinas(Angelicum)     1−101 
(2)論文          
1  Soteriology of the Epistle to the Hebrews: The High-Priestly Christology and the Salvation realized by Christ's sacrifice in the Epistle to the Hebrews 10:1-18  単著  2007年2月  Pontifical University of St. Thomas Aquinas(Angelicum) 修士論文    1〜69 
2  The Spirit in Paul's Apology: Exegetico-Theological study of 2 Corinthians  単著  2011年5月  Pontifical University of St. Thomas Aquinas(Angelicum) 博士論文    1〜310 
『ヘブライ人への手紙』における旧約の祭司職と犠牲  単著  2012年3月  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第19号    97〜112 
聖霊のコイノニア  単著  2013年3月  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第20号    88〜102 
『第二コリント書』1章21〜22節の釈義的研究  単著  2013年3月  京都ノートルダム女子大学『研究紀要』第43号    29〜40 
共同体における共生と聖霊  単著  2014年3月  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第21号    49〜60 
7  教会における募金の意義とそのあり方  単著  2016年3月3日  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第23号    27〜56 
8  シエナの聖カタリナ『対話』における人間の苦しみ  単著  2018年3月25日  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第25号    15〜34 
9)  『聖書』と星野富弘の詩画作品  単著  2019年3月25日  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第26号    25~49  
10)  キリスト教における托鉢の霊性について  単著  2020年3月25日  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第27号    17~34 
(3)その他          
1)  ドミニコ会の京都における宣教  単著  2012年3月  『京のキリスト教』文化の航跡ブックレット第6号、京都ノートルダム女子大学人間文化学部人間文化学科「文化の航跡」刊行会発行    61〜63 
2)  聖パウロのコリント教会における募金活動と共生(学会研究発表)  単独  2014年9月9日  第26回日本カトリック神学会学術大会(札幌:藤女子大学)     
3)  ドミニコ会的霊性について(学会研究発表)  単独  2015年9月8日  第27回日本カトリック神学会学術大会(日本カトリック神学院東京キャンパス)     
4)  聖カタリナ『対話』における人間の苦しみ (学会研究発表)  単独  2017年9月2日  第45回上智人間学会学術大会(岡山:ノートルダム清心女子大学)     
5)  托鉢の霊性と現代的意義(学会研究発表)  単独  2017年9月4日  第29回日本カトリック神学会学術大会(広島カトリック会館)     
6)  教皇フランシスコと学生との出会い ー京都ノートルダム女子大学教皇来日行事学生派遣報告ー  単著  2020年3月25日  京都ノートルダム女子大学、カトリック教育センター紀要『マラナタ』第27号    35~40 
7)  教皇フランシスコとの出会い  編著  2022年3月31日  文化の航跡ブックレット第18号、京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部国際日本文化学科「文化の航跡」刊行会発行    1~78 
8)  京都とキリスト教  単著  2022年7月15日  『京都再発見ー観光と宗教の協奏』文化の航跡ブックレット第19号、京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部国際日本文化学科「文化の航跡」刊行会発行  編者:鷲見朗子  18~37 
9)  プティジャン版『玫瑰花冠記録』と福音宣教(学会発表)  単独  2022年9月1日  日本基督教学会70回学術大会(東北学院大学:オンライン)     
10)  プティジャン版『玫瑰花冠記録』における東西文化交流の学際的研究  共同  2023年3月2日  京都ノートルダム女子大学 研究プロジェクト発表     
4.学会等および社会における主な活動
(1)学会活動
2012年9月〜現在に至る  日本カトリック神学会会員 
2015年5月〜現在に至る  日本基督教学会会員 
2016年9月〜現在に至る  上智人間学会会員 
(2)公的機関の役職等
(3)非営利組織等における活動
2011年4月〜2019年3月  カトリック京都司教区教区長任命による聖体授与奉仕者 
(4)講演講師等
2011年11月12日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座(京の府民大学対象講座) 演題「『ヘブライ人への手紙』における救い」 
2011年11月26日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座(京の府民大学対象講座) 演題「聖パウロによる≪キリスト者の自由≫」 
2012年12月1日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座(京の府民大学対象講座) 演題「メルキゼデクと同じような祭司―『ヘブライ人への手紙』7章」―」 
2013年12月15日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座(京の府民大学対象講座) 演題「聖パウロによる『聖霊の交わり』」 
2013年3月17日  聖ドミニコ女子修道会主催、講演会(みことばを聴こう) 演題「自由について―パウロ書簡より―」 
2013年11月30日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座(京の府民大学対象講座) 演題「土の器に納めた宝―『第二コリント書』4章7節」 
2014年3月16日  聖ドミニコ女子修道会主催、講演会(みことばを聴こう) 演題「信仰に生きる」 
2014年11月15日   京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座(京の府民大学対象講座) 演題「愛と恵み」 
2015年3月15日  聖ドミニコ女子修道会主催、講演会(みことばを聴こう) 演題「共に生きる」 
2015年11月14日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座(京の府民大学対象講座) 演題「キリスト教とワイン」 
2015年12月9日  日本カトリック神学院主催、講演 演題「説教者兄弟会と霊性」(於:日本カトリック神学院東京キャンパス) 
2015年12月10日  日本カトリック神学院主催、講演 演題「ドミニコ会的祈りの神学」」(於:日本カトリック神学院東京キャンパス) 
2016年3月5日  聖ドミニコ女子修道会主催、講演会(みことばを聴こう) 演題「托鉢のこころ」 
2016年10月8日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座 演題「日ごとの糧をお与えくださいー主の祈りよりー」 
2017年11月18日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座 演題「福音と詩画の世界」 
2018年2月7日  京都ノートルダム女子大学人間文化学科主催、「文化の航跡」研究会講演「グローバル化時代を生きる修道会」 
2018年2月8日  京都朝祷会主催 講話「全世界に行って、福音を宣べ伝えなさい」(於:河原町カトリック教会) 
2019年3月29日  京都朝祷会主催 講話「キリスト教と詩人」(於:河原町カトリック教会) 
2019年11月30日  京都ノートルダム女子大学主催、土曜公開講座 演題 「シエナの聖カタリナ『対話』における《霊魂の橋》」 
2021年10月30日  講演「京都とキリスト教」、 京都ノートルダム女子大学主催 公開講座『京都再発見ー観光と宗教の協奏』(於:京都ノートルダム女子大学NDホール) 
2022年2月25日  京都朝祷会主催 講話「キリスト教におけるいやしと世界のいやし」(於:志津屋ビル) 
2022年6月10日  京都朝祷会主催 講話「マグダラのマリアとイエス」(於:志津屋ビル) 
(5)その他
2013年5月〜現在に至る  カトリック大学キリスト教文化研究所協議会評議員 

学部・学科選択